渋沢栄一記念財団 実業史錦絵絵引

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作品詳細

[ 建具の骨組みを作る ](たてぐのほねぐみをつくる)

シリーズ:衣喰住之内家職幼絵解之図

解説/画中のテキスト

作品解説

 建具屋が建具の骨組みを作っている。建具は、左右両端に縦框(たてかまち)をたて、両者を横材でつなぐ。横材の最上部と最下部を横框(よこかまち)あるいは単に框(かまち)と呼ぶ。この框4本が四周にあって建具の形を形成する。その中に組まれる材は組子という。
 建具屋が使う工具の種類は大工に準ずるが、大きさが小振りで精度が高い。

画中のテキスト(釈文)

第六
建具屋(たてぐや)は雨戸(あまど)・/障子(せうじ)、其外(そのほか)襖(ふすま)の/ほね、いづれもその/はまるべきしき居(ゐ)と/かもへの寸尺(すんしやく)を見(ミ)/て、其(その)好(この)ミにしたが/ひ、檜(ひのき)・もミ・杉(すぎ)・さわらの/木品(きしな)を挽(ひき)わり、/夫々(それそれ)に見斗(みはから)ひ/製(せい)造する/図(づ)

画中のテキスト(現代語訳)

第六
建具屋は、雨戸や障子のほか襖の骨などを作る。それをはめる敷居と鴨居の内法寸法を計り、また好みに従って桧・もみ・杉・椹などの材種を選んで挽割り、それぞれ見つくろって製造する。これはその様子を描いた図である。

図像・事物一覧

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画像 図像・事物 カテゴリー
建具屋A 建具屋A 人物
建具屋B 建具屋B 人物
建具屋C 建具屋C 人物
建具屋D 建具屋D 人物
障子(はめ殺しの障子) 障子(はめ殺しの障子) モノ・道具
縦挽鋸 縦挽鋸 モノ・道具
横挽鋸 横挽鋸 モノ・道具
木槌 木槌 モノ・道具
ノミ ノミ モノ・道具
物指(竹尺) 物指(竹尺) モノ・道具
枕 モノ・道具
曲尺 曲尺 モノ・道具
金槌 金槌 モノ・道具
錐 モノ・道具
墨指 墨指 モノ・道具
墨壷 墨壷 モノ・道具
大鋸屑または鉋屑 大鋸屑または鉋屑 モノ・道具
巾木 巾木 モノ・道具
釘 モノ・道具
横木 横木 モノ・道具
材木 材木 モノ・道具
部材 部材 モノ・道具
建具の堅框 建具の堅框 モノ・道具
建具の横材 建具の横材 モノ・道具
台鉋 台鉋 モノ・道具
仮子(軽子、猿子) 仮子(軽子、猿子) モノ・道具
ホゾ穴 ホゾ穴 モノ・道具
板戸 板戸 モノ・道具
板材 板材 モノ・道具

作品情報

シリーズ
衣喰住之内家職幼絵解之図
作者名
歌川国輝(二代)
作者名よみ
うたがわ くにてる
出版者(版元)
---
制作年(和暦)
明治6年
制作年(西暦)
1873
法量
35.8 x 23.8 cm
落款
国輝画
公開日
2009年7月15日
最終更新日
2009年7月15日

作品画像

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